
モクズガニとは、甲幅7‐8㎝体重180gほどに成長する。川に生息するカニの中では大型種である。
ハサミの部分に毛が密集しており、見た目が「藻がついている」ように見えることから「藻屑ガニ」と命名された。
秋から冬にかけて産卵の為、河川上流から海に下る時期が漁期となる。濃厚なカニ味噌の味が食通達を唸らせるが、それにましてメスの内子は究極の美味と賞賛されている。
モクズガニは日本各地に生息するが、漁獲量が少なく、ほとんどがローカルで消費されるため市場に出回らない。まさに「幻の川蟹」である。
あの有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズカニ)と、学術的には同属亜種となり身体的特徴も似通っており、染色体数も同じ2n=146と同じで極めて類似性が高い。
もともと同じ種が大陸が割れた際に別々になり、独自の進化を遂げたとせれています。
味のほうも甲乙つけがたいと評されており「日本の上海蟹」との異名もある。
上流で獲れるほど、身入りも良く品質も極上ですので「幻の川蟹 モクズガニ」を自信を持っておすすめいたします。